Cairns Report 8
2015年08月06日
昨日は昨年に引き続き、Whitfield state schoolを訪問しました。
生徒一人につき一人バディーがつき(今年は5年生、10歳の子たちがバディーとなってくれました!)、学校を案内してくれたり授業中はサポートしてくれたり、休み時間には一緒に遊びました。
日本と何が違うかな?
制服はどんな感じかな?
小学校だから制服はないのかな?
どんな方法で授業をしているんだろう?
折り紙って知ってるかな?
…英語、ちゃんと通じるかな?
それぞれ色々な観点で1日過ごしました。
開放的なつくりで、中庭のようなところに遊具があったり、廊下は壁や屋根がなく天気のよい昨日はとても気持ち良かったです。
こんな学校だったら毎日楽しいだろうなあという声が多く聞こえました。
しかし、雨の多い季節にはどうしているのかと疑問に思い学校の先生に聞いてみたところ、
「雨が多く降る季節は真夏だから、びしょ濡れになってもすぐ乾く。気にしない。」
とのことでした。
それを聞いたAtoZのみんなは、開放的なのも良いことばかりじゃないね…なら日本の造りでいいかも…と笑
違いに気が付きそのメリットデメリットを考えることで、生活の違いだけでなく、考え方やものの取り方の違いにまで目が向き、よい発見となりました!
また、算数の授業ではかけ算の練習やかけ算の文章題を行いました。
スクリーン、ホワイトボード、計算問題のゲーム、口頭で行う文章題などなどテンポよく様々なアプローチで行われる飽きないレッスンでした。
かけ算は今回参加したAtoZの生徒たちには簡単です。
しかし素早く答えることや、耳だけで文章題を理解することは簡単ではありません。
現地の生徒にも、AtoZの生徒にもそれぞれチャレンジがあり、みんな本気でゲームに参加できました!
日記からいくつか感想を紹介します。
「いろんな人と授業をすることが日本ではないので、ビックリした」
「バディーの子とも最初はあまり話せませんでしたが、慣れてくるとプライベートのことも話せるようになってきて嬉しかったです」
「どの国の子供も言葉がわからなくても、遊べれば打ち解けられるのだなぁと思った。」
また、昨日の学校訪問とは関係ありませんが、よい気付きが日記に書いてありましたので紹介します。
「外食をしていた時、~がほしい?と聞かれたのに対して、いらないというつもりでOKと答えたら、いると思ったようで取りに行ってしまった。Yes,Noの意思表示をちゃんとすること!」
また他にも、
「最初はペアに頼ってしまっていたけど、自分で頑張って言おうと思うようにしてからは、段々自信を持てるようになった」
と、挑戦の結果の成長を実感する様子。
「ホストファミリーにお礼の手紙を書くのに好きな色を聞きたい!練習してたあのセリフが使える!!!(^○^)」
と、習ったフレーズが使えることに喜びを感じている様子。
「日本食は確かに恋しいけど、せっかくオーストラリアにいるのだから食文化でもオーストラリア色に染まりたい」
と、今を精一杯吸収しようとする様子。
「家族にも早く会いたいけど、オーストラリアにももう少しいたい」
「I don't want to go back to Japan...」
「早くうどんが食べたい」
などなど。
そうそう、日本に帰ったら食べたいものリクエストが届いております!
AさんM.Ogさん→うどん!
Hさん→ラーメン!
Mくん→担々麺!(しぶい笑)
お母さま、お父さま、よろしくお願いします。
さて、 とうとう明日となった帰国。(さみしー!という声の方が多いです)
明日は朝から空港に行くため、今日が最後のレッスンとアクティビティです。
自分でノートに書いた目標をもう一度読み直し、気合いを入れ直して今レッスンを受けているところです!!!
午後はオージースタイルのBBQ lunch partyを行い、certificate(修了書)をもらいます。
今夜はHost Familyと過ごす最後の夜。
明日の朝にはお別れです。
悔いのない1日となりますように…:)
Shizuka
Cairns Report 7
2015年08月06日
G'day!
一昨日の火曜日はTjapukai Cairns Cultural Parkを訪れ、槍投げ、ブーメラン投げ体験をしてきました!
もちろん、それだけではなく、アボリジニーの文化についても学んできましたよ~
日本人向けの説明ではないため、ナチュラルスピード&易しくない表現が多く、すべてを理解することは難しかったのですが、それでも絵やスクリーン、ジェスチャー、実際のパフォーマンスからそれぞれに興味のある部分を掴みとれたと思います:)
「文化や絵のことなど少しわかったのでよかったです」
パフォーマンスをしてくださったアボリジニー役?の方々は表現力がとても豊かで、わたしは引き込まれてしまいました。
わたしは時間の関係もあるため、基本的には体験には参加しないつもりだったのですが、
「せっかく来たんだから先生もやったほうがいいよ」
「日本じゃ絶対できないよ」
「荷物持ってるよ」
と、次々に優しい言葉をかけてくれまして、お言葉に甘えちゃっかり槍もブーメランも投げました。
実際にやってみると、うむむ、難しい。
ブーメランはなんとかそれっぽく投げられました。(みんなも上手!)
しかし槍投げは全くコツがつかめず。みんなも苦戦していました。
これでカンガルーを射止めるなんて不可能だと思いました。
石を投げた方が命中率があがるのではないか…罠をかけた方が楽なのではないか…この槍はなにで作っていたんだろう…実際に体験したことでたくさんの疑問が出てきました。
このような、「なんで?」「どうして?」がモチベーションとなり、行動に繋がるんですね。
わたしもその後、移動時間の隙を見て現地の先生に教えてもらうことができました!;-)
帰りのバスではいつも通り、Host Familyへ感想の伝えかたを練習しながら帰りました。
実は今回このケアンズホームステイプログラムに参加するのが2回目の生徒さんが一人います。
前回は英語以外のことで一杯一杯だったため、悔いが残っている。今の自分の英語力でどこまでできるか挑戦したい。という思いで参加してくれました。自分から何か機会をつくり、挑戦したい!という言葉通りに、動物園とアボリジナルパークでは、自ら先生にお願いしわたしの代わりに通訳係をしてくれました。(タイムキーパーとしても大活躍でした)
そのために午前中のレッスンでは人一倍集中し、たくさんメモを取り、スケジュールやわからないことは先生に確認し午後の通訳係に向けての準備をしました。
「きちんと訳せるか不安でしたが、何回も何回も現地の先生に聞き返したり、飼育員さんに聞いたりして、自信をもって通訳することができました。知らない単語もあって苦労したけれど、ジェスチャーも通じたので良かったです。」
「わかった」でとどめず、それをツールとして「使う」姿はとても頼もしく、また、とても生き生きとしていました。
Shizuka