発音矯正の難しさ

2011年06月14日

PLSの学習で最も大切にされることのひとつが、発音です。
レッスンでは、子供達は先生の発音をよく聞き、一生懸命まねをしています。
日本語にはない発音を習得することは特に大変で、毎週のレッスン・宿題のリスニングを経て何度も何度もトライすることで、自然な英語の発音を身につけていきます


しかし・・・大人になってから染み付いてしまった発音を矯正しようと思ったら、子供が習得する以上に、さらに大変なことである・・・!ということを、先日実感しました

それは、heard(hearの過去形) と hard(固い) の発音の違い
カタカナにしてしまえば、どちらも「ハード」です。しかし、英語の発音では、両者ともに日本語にはない音を使うので、非常に難しい
これを、発音の違い・コツなんかを聞きながら、岡谷校Cody先生に特訓してもらいました
まず、heard とhardをCody先生に言ってもらい、どちらを発音したのかを当てます。(このステップで、私にとってはすでに難しい子供達の良い耳をうらやましく思いました・・・)

その後、実際に発音してみながら、違いを確認していきます。
私はhardのほうは本来の音を出すことができるのですが、heardは全くだめ同じ音を使うthirdやbirdは言えたのですが、なぜかheardが言えない・・・これはもう、長年間違った発音でしゃべってきた結果なのだと、ショックをうけました・・・・

負けず嫌いの私は、その後個人特訓がスタートCDを聞きながら、とにかく聞こえてきた音をまねて、発声です。heard...heard....heard....たまにhard...heard...


その後、そろそろ身についてきたかな~という頃に、Cody先生から抜き打ちテストが
ドキドキしながらheard/hardを発音してみたら・・・合格!をもらいました
苦労した分、これは本当に嬉しかったです



AtoZの子供達は、日本語英語の発音を知る前に英語のシャワーをしっかり浴びて、英語の発音を耳で学んでいます。クラスでは、発音を何度も直され、悔しい思いをすることも多いかと思います。
でも、素直な耳と心を持つ子供達だからできること。

子供の時間は有限、その時間内にできること。
改めて考えさせられました。


aya


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