大学で英語を教える

2017年02月08日


今年から市内の大学で教える機会を頂きました。

負担と、希望と、プレッシャーが混じりながら臨みました。

大学生を教えるにあたって1年目私が一番大事にしようと思ったことは
「大人といえども一人一人をよくみつめてそれぞれが必要としている言葉をかけよう」ということでした。

大人だから皆クールです。小学生のようにただ情熱があるだけではのってきてくれません。
バイト、クラブ、友人関係、ストレスも大きくそれが学習姿勢にも簡単に影響します。

でも「この学生は私の言うことにあまり興味をもってくれてないな」と感じても
あきらめずにその学生をよく観察し、声をかけました。


ダウンロードこれはなぜかというと、大人になってから学生に戻ってみて
いかに学生からみて教師はパワーある存在なのかということに気づいたからです。
先生にもうちょっと話をしてみたい、でも私なんかがあの忙しそうな先生に声かけたら迷惑だろうなとか
ぱっとしない成績だから、私のことなんて名前も覚えてないだろうな、と思うことがたくさんありました。
そんな中、もがいてももがいても他の学生の足元にも及ばない留学生の私の言うことを、よくきき
私の成長をきちんとみつめて、それをきちんと評価してくれる素晴らしい先生たちに出会ったことで
いじけていた私も自分の価値を見出すことができたのです。

そこまで私ができるとは思いませんでしたが
とにかく一人一人に学び成長する機会があると信じて声をかけました。

結果は、、どうでしょう。これは学生が感じることなのでわかりませんが
「この大人は自分の事を本気で応援してくれたな」と感じてくれた顔は皆していたと思います。

素晴らしい経験をさせていただきました。
この経験をまた来年度、AtoZに関わるすべての学習者のみなさんに還元していきたいなと思います。


Rumi


 



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